Menu

首いぼはアンチエイジングの敵!放っていても治りません!

 首から胸元にかけてのデコルテラインが美しい女性はそれだけで魅力的ですが
加齢とともに首のあたり出てくるぷつぷつとしたイボがその魅力を半減させてしまいます。
夏に向かうこの季節が首いぼの治療に意識が行くチャンスです。いつまでも放置せずに治療を初めて行きましょう。

【首いぼはどうしてできるの?】

 この首いぼは別名「脂漏性(しろうせい)角化症」、「老人性疣贅(ゆうぜい)」と呼ばれ、良性の皮膚腫瘍です。加齢によって肌の代謝が衰えることが原因で、首などの薄い皮膚にメラニンが蓄積してイボになってしまうのです。老人性とはいえ早い方では30代から首いぼが出始めます。
 放置しても問題はありませんが見た目が汚らしく、ザラザラしているのが憂鬱ですね。
特に首元は目立つ場所なので冬場はタートルネックでごまかせても、暑い季節にはスカーフを巻くことさえ億劫ですね。この衣服との摩擦も実は首いぼには良くないそうです。

【自分でも治せるの?】

自分で首いぼを除去するにしても垢すりタオルでゴシゴシこすってとれるものではありません。中には自ら首いぼをはさみで切る方もいらっしゃるそうですがその痛みは想像するだけで恐ろしいです。傷跡からの感染も怖いですし、もし万が一ウィルス性だった場合感染が広がってしまいます。色素沈着になってしまう可能性も大きく危険です。
肌の代謝を高めるヨクイニンやハトムギエキスの入ったクリームで肌のケアをしながら改善していく方法もあります。アンチエイジングを兼ねて気長に続けることが大事です。

【皮膚科や美容外科ではどんな治療をするの?】

 外科的治療であれば皮膚科の専門医に相談し、老人性かウィルス性の診断を受けてから治療に入ります。医療用のハサミで切除する場合もありますが液体窒素やレーザーを使うケースが増えています。ただ老人性の首いぼは保険の効かない自費治療になりますので費用は事前に確認しておきましょう。
 液体窒素はイボに低温やけどを負わせて除去する方法です。比較的安く治療できますが麻酔を用いないので痛みを伴う可能性が大きいのと術後に色素沈着が起きる可能性が高いので要注意です。
レーザーは炭酸レーザーを使って焼き切るもので、事前に麻酔を打ってくれますので痛みは麻酔注射のときだけですが術後少しひりひりとした感覚が続きます。一番確実で短時間にできるのがこのレーザー治療です。

ご自分にあった方法で治療することと普段から首のスキンケアも丁寧にすることで肌代謝を高め、首いぼ予防をしていきましょう。

関連する記事